野菜ソムリエのいる八百屋

柿の続き( ´ー`)フゥー...

きのう

柿の不思議あれこれを書きましたが

まだありました

Σ(゚Д゚;)アラマッ

 

先人は渋柿を食べた時

そこであきらめずに

甘くする方法を

どうやって見つけたのでしょう?

おかげで私たちは

甘くておいしい柿を食べることができます

 

新聞に

「福島県産の柿を温泉に漬けて渋を抜く試み」

の記事がありました

アンポ柿は福島県の特産品ですが

乾燥させてしまうと

セシウム量が基準値を超えてしまい

出荷できません

生のままなら大丈夫ということです

以前お母様がお風呂のお湯に柿を漬けて

一晩で甘くなった経験から

思い立ったそうです

 

成功を祈っています

そしてあのおいしいアンポ柿を

食べることのできる日が

早くきますように!!

 

もうひとつ

柿の木があるというお客様が

子供の頃

「柿の木は折れ」と

教わったそうです

 

そしたら

「桜折るバカ柿折らぬバカ」

ということわざがあるんですね

 

「桜切るバカ梅切らぬバカ」

の方は知っていましたが

同じような理由らしいです

 

桜は切り口からばい菌などが

入り込んで枯れてしまうことが多く

柿は実をつけたところを折ることで

自然の剪定になり

返って来年

新しい枝に実をつけるようになるそうです

柿は刃物を嫌うため折ったほうがいい

という理由もあるそうです

 

たいへん勉強になりました

柿はすごいね~

( ;∀;) カンドーシタ

 

2012年11月9日
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