柿の渋抜き
今年は暖かいせいでしょうか
やっと入荷した
干し柿用の渋柿が柔らかくて
中には潰れてしまっているものもありました
(((( ´,,_ゝ`)))) ププッ プルプルッ
勇気ある店主が味見をしたところ
「甘いヽ(^。^)ノ!! ・・・渋い・・・(~o~)」
という具合で
熟しているようでも
やはり渋がしぶとく残っているようでした
干し柿にならない位柔らかくなってしまっているものは
渋抜きをしてみることになりました
以前
ヘタに焼酎をつけてビニール袋に密閉して渋を抜く
ということを聞いたことがあります
柿は他の果実と違って
「ヘタ」で呼吸をしているそうなので
きっと間違いないと実行してみました
干し柿用の柿は枝が付いて
ちゃんと吊るせるようになっています
コットンに35℃のホワイトリカーを染み込ませて
ヘタに貼り付けるのには
ちょっと邪魔でもありますが
うまくいきました
柔らかいので
潰さないように気をつけて
1個づつポリ袋に入れ
冷蔵庫の野菜室に保存しました
最初に食べたのは5日位してから
ものすごく甘くて上出来でした
( ・´ー・`)どや
もったいないなと
出し惜しみしていたら
食べ頃を過ぎてしまったものもありましたが
まあ合格でしょう
でも
渋柿の渋を抜いて商品として出すのは
いくら脱渋庫があるといっても
経験や勘や技術や手間など
いろんなことが必要なんだろうな
(^^ゞ
2013年11月18日